[2L01-03] 不確かさ評価

[2L02] 即発中性子減衰定数を用いたデータ同化による軽水の熱中性子散乱則に起因した不確かさの低減

*原田 善成¹、山口 響¹、遠藤 知弘¹、山本 章夫¹、多田 健一² (1. 名古屋大学、2. 日本原子力研究開発機構)

キーワード：軽水、熱中性子散乱則、データ同化、即発中性子減衰定数、決定論的サンプリング法

核計算における軽水の熱中性子散乱則(TSL)データ起因の不確かさを低減するために、水槽体系の即発中性子減衰定数を用いたデータ同化を実施した。決定論的サンプリング法に基づくバイアス因子法を利用することで、核特性間に軽水のTSLデータを介した強い相関がある場合には、軽水のTSLデータに起因した不確かさを低減できることを明らかにした。