2024年春の年会

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一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2L04-09] 高温ガス炉解析

2024年3月27日(水) 10:20 〜 11:55 L会場 (21号館4F 21-423)

座長:鈴木 求(電中研)

10:20 〜 10:35

[2L04] 連続エネルギーモンテカルロ法による高温ガス炉用核定数作成法の開発

*鈴木 哲1、吉岡 研一1、木村 礼1 (1. 東芝エネルギーシステムズ株式会社)

キーワード:高温ガス炉、炉心解析、連続エネルギーモンテカルロ法、多群核定数

東芝エネルギーシステムズは2019年より蓄熱型高温ガス炉の開発を進めており、経済向上のための炉心改良や、制御棒設計のため、高温ガス炉の炉心解析手法の整備を進めている。高温ガス炉核設計のための多群核定数作成においては、被覆粒子燃料による二重非均質性を考慮する必要がある。これまで、二重非均質性を取りあつかうため決定論的手法を用いて様々な近似が行われてきた。一方、連続エネルギーモンテカルロ法は複雑な幾何学的体系を近似することなく取り扱えるという特徴がある。当社は軽水炉向けに、連続エネルギーモンテカルロコードMCNPを用いた、多群核定数の作成方法を開発してきた。本手法は、散乱マトリクスの評価に、独自開発のWFR(Weight to Flux Ratio)法を用いている。本発表では、本手法を高温ガス炉用多群核定数の作成に適用し、燃料カラムモデルでの炉心解析結果について報告する。

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