2024年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 301-1 炉物理,核データの利用,臨界安全

[2L15-17] 臨界解析1

2024年3月27日(水) 16:05 〜 16:55 L会場 (21号館4F 21-423)

座長:荒木 祥平(JAEA)

16:20 〜 16:35

[2L16] 非接触測定法を用いた燃料デブリ臨界解析技術の高度化

(5) アクティブ中性子法を用いた燃料デブリ臨界特性測定システムの性能試験

*真鍋 征也1、西山 潤2、原野 英樹1、小原 徹3 (1. 産総研、2. 東京都市大、3. 東工大)

キーワード:燃料デブリ、臨界安全、廃止措置、アクティブ中性子法

燃料デブリの取出し作業を安全かつ効率的に進めるためには、取出し後のデブリの臨界特性が重要となり、ウランやプルトニウムなどの核分裂生成物質の量や含有水素量を定量的かつ迅速に測定・評価する必要がある。発表者らは、非接触のアクティブ中性子法を用いて誘導核分裂中性子や含有水素による熱化中性子を測定することにより、臨界安全上の特性を評価できる測定システムの開発を目指している。中性子検出に用いるHe-3比例計数管の応答を産総研標準中性子場において決定し、測定システムを構築した。燃料デブリを模擬したサンプル(SUS、ジルコニア、水等を組み合わせて作製)に対して、アクティブ中性子源としてAm-Be線源を利用した含有水素量推定試験及びCf線源を利用した誘導核分裂中性子測定試験を実施し、測定システムの性能評価を行った。

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