2024年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 302-1 新型炉システム

[2M05-09] 高速炉

2024年3月27日(水) 10:35 〜 12:00 M会場 (21号館4F 21-424)

座長:浜瀬 枝里菜(JAEA)

11:35 〜 11:50

[2M09] 反応度バランス式に基づくナトリウム冷却高速炉における重大事故防止のための炉心溶融条件の導出

*竹田 敏1、北田 孝典1、沖田 隆文1、帆足 英二1 (1. 大阪大学)

キーワード:ナトリウム冷却高速炉、反応度バランス式、UTOP、反応度係数

反応度係数等の定常状態の計算で得られる核特性パラメータを活用することで、ナトリウム冷却高速炉に対し、UTOP等の事故時において燃料溶融を回避する条件式を反応度バランス式に基づき導出した。導出した条件式を活用することで、ナトリウム冷却高速炉の炉心設計において、動特性計算コードを使用することなく、重大事故が想定される事象において炉心溶融の回避が可能な設計をスクリーニングできる。

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