2024年春の年会

講演情報

一般セッション

III. 核分裂工学 » 305-1 計算科学技術

[2M15-21] 大規模シミュレーション

2024年3月27日(水) 16:10 〜 18:00 M会場 (21号館4F 21-424)

座長:稲垣 健太(電中研)

16:25 〜 16:40

[2M16] 多地点遠隔VR可視化技術を活用した原子力分野の大規模シミュレーション

*河村 拓馬1、尾崎 司1、井戸村 泰宏1 (1. JAEA)

キーワード:HPC、科学可視化、VR

原子力分野の大規模で複雑なシミュレーションでは、スーパーコンピュータ(スパコン)が必要である。共同研究や大型プロジェクトでは、複数の拠点に分散する科学者がシミュレーション結果を共有し、解析や議論を行う必要がある。しかしスパコン上の大規模なデータをネットワークを介して転送するには莫大なコストがかかる。我々はこれまでに、スパコン向けに粒子ベースのIn-situ可視化手法IS-PBVRを開発しており、ファイルを介したIn-situ制御機構により圧縮された可視化用粒子データをユーザPCに転送することで対話的な可視化が可能である。本研究ではIS-PBVRのIn-situ制御を利用して、多地点に設置したユーザPCに可視化データを配信し、VRで可視化する、In-situの多地点遠隔VR可視化技術を開発している。スパコン上の流体シミュレーションにこの技術を適用し、複数台のユーザPCで結果を共有して有効性を検証する。

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