3:00 PM - 3:15 PM
[3D10] Development of Reactor Building and Containment Vessel Thermo-Fluid Dynamics Code, Advance/BAROC
(10)Improvements and sample analysis to simulate transient behavior of FP aerosol leak through the shield plug
Keywords:BAROC, 3D compressible fluid analysis, severe accident, aerosol particles, deposition, shield plug, flow area change
福島第一原子力発電所の1号機から3号機の原子炉ウェル上部のシールドプラグの隙間に放射性物質による高濃度の汚染が存在することが判明している。これは原子炉格納容器トップヘッドフランジから漏洩したFP(核分裂生成物)エアロゾルが沈着したことによるものと推定されている。また、原子炉ウェル内の圧力上昇に応じてシールドプラグが持ち上がりシールドプラグ間の隙間が変化していることも推定されている。そこで、アドバンスソフト(株)が開発したBAROCコードでこの現象を模擬するために原子炉ウェル内の圧力上昇に応じてシールドプラグ間の隙間の流路面積が変化するモデルを組み込んだ。さらにこの機能の妥当性確認のために、原子炉建屋上部を模擬した体系での事例解析を実施した結果について報告する。
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