2024年春の年会

講演情報

一般セッション

VI. 核融合工学 » 601-6 核融合炉システム・設計・応用

[3G01-05] 液体金属ブランケット設計

2024年3月28日(木) 09:30 〜 10:55 G会場 (21号館3F 21-317)

座長:見城 俊介(QST)

10:15 〜 10:30

[3G04] レーザー核融合商用炉の液体ブランケット設計と要素技術開発

(4) 液体金属技術を応用した海水淡水化とCO2直接変換プロセスに関する研究

*堀川 虎之介1、小野塚 龍斗1、増田 茉紘1、近藤 正聡1、松尾 一輝2 (1. 東工大、2. EX-Fusion)

キーワード:液体金属技術、海水淡水化、CO2直接変換、汚染地下水浄化

海水淡水化は、世界中で深刻化する水不足の課題を解決する方法として注目されている。また、海水資源の回収は不足する鉱物資源の安定供給に資する。そこで、液体金属技術を応用した海水淡水化と海水資源の回収法に関する研究を実施した。523-623 Kの液体金属錫に海水を5mL/50minの滴下速度で直接接触させ、蒸留により淡水を生成し、海水資源を液体金属中に溶解させた。同様の方法で、ヒ素に汚染された地下水の浄化も行えることがわかった。一方で、CO2の資源化は地球温暖化を緩和する方法として注目されている。そこで、液体錫合金を応用してCO2を有価資源に直接変換するプロセスに関する研究を実施した。573-673 Kに加熱した液体錫合金(e.g., Sn-0.5%Al-0.5%Si and Sn-0.5%Al-0.5%Ti)にCO2ガスを吹込み、CO2の分解とAlやTiを含有する有価化合物の生成を同時に行った。

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