2024年春の年会

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II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 203-2 ビーム利用・ビーム計測・ターゲット

[3H01-03] パルスラジオリシス

2024年3月28日(木) 10:00 〜 10:50 H会場 (21号館3F 21-318)

座長:全 炳俊(京大)

10:00 〜 10:15

[3H01] 蛍光ゲル線量計のためのリアルタイム線量測定システムの開発

発光検出パルスラジオリシス(PLPR)法

*神戸 正雄1、前山 拓哉2,3 (1. 大阪大学産業科学研究所、2. 北里大学理学部、3. 理化学研究所)

キーワード:3次元線量計、パルスラジオリシス、反応ダイナミクス

ナノクレイ蛍光ゲル(nano-clay radio-fluorogenic gel, NC-RFG)は蛍光検出が可能な三次元ゲル線量計の一種である。本研究は、このNC-RFGを用いた時間分解線量測定を実現する手法として、発光検出パルスラジオリシス法(photoluminescence-detected pulse radiolysis, PLPR)を開発し、原理実証を行った。また、PLPR法はゲル線量計の反応ダイナミクスの解明にも役立つ測定法である。今回報告する測定装置には空間分解能はないが、原理的には空間分解能を持たせることも可能と考えられる。

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