2024年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 203-2 ビーム利用・ビーム計測・ターゲット

[3H04-07] ビーム利用

2024年3月28日(木) 10:50 〜 11:55 H会場 (21号館3F 21-318)

座長:楊 金峰(阪大)

11:05 〜 11:20

[3H05] 衝突噴流による模擬ADSビーム窓の振動に関する剛性の影響

*平塚 想汰1、飛田 大樹1、文字 秀明1、山下 晋2、近藤 奈央2、吉田 啓之2、菅原 隆徳2 (1. 筑波大、2. JAEA)

キーワード:ADS、ビーム窓、振動、衝突噴流、剛性

加速度駆動未臨界システム(Accelerator driven system: ADS)では、陽子ビームの通過によって高温となるビーム窓にノズルから冷却材を直接吹き付け冷却するが、その際、ビーム窓の振動を誘起することが予想される。そこで、本研究では、模擬ビーム窓の剛性の違いがその振動特性に与える影響を明らかにすることを目的に模擬ビーム窓に対する衝突噴流実験を行った。周囲流や噴流の流速、ビーム窓の剛性を変化させ、加速度計測および画像処理による変位計測を行った。その結果、ビーム窓の振動は低周波数帯と高周波数帯から構成されており、固有振動数付近の低周波数帯の振動が支配的であることが分かった。また、低周波数帯の周波数や振幅は噴流流速の増大に伴い大きくなることが分かった。

予稿パスワード認証
予稿集購入者向けのパスワード入力ボックスです。
参加者は、参加者用ログインからログインすると、予稿閲覧可能です。
ログインIDとパスワードは参加料決済後にメールで通知しています。

パスワード