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[3I04] 4次元Langevin模型で得られた核分裂片を用いたDSE模型による即発崩壊計算
キーワード:核分裂、ランジュバン模型、即発崩壊計算、即発中性子多重度
東工大で開発を進めてきた4次元Langevin模型はアクチノイド領域から超重領域に亘り、質量分布やTKEに現れる系統性や特異性の表現に成功してきた。 さらに、Brosaによって提案された核分裂モードをLangevin模型で別々に計算し、足し合わせる手法により一次収率とTKEの精度向上が確認されている。 本研究ではこの手法で得られた一次収率を用いて分裂片の持つ励起エネルギーを基に中性子蒸発を決定論的に計算するDSE模型(DSE:Deterministic Sequential Emission)で即発崩壊計算を行った。 DSE模型は核分裂片のペア毎に異なる核温度を取り扱うことができる。 講演では、DSE模型で計算した核分裂観測量、核分裂片の温度が核分裂観測量に及ぼす影響を報告する。
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