2024年春の年会

講演情報

一般セッション

II. 放射線工学と加速器・ビーム科学および医学利用 » 201-1 原子核物理,核データ測定・評価・検証,核反応工学

[3I04-08] 核分裂反応

2024年3月28日(木) 10:35 〜 12:00 I会場 (21号館3F 21-319)

座長:岩本 修(JAEA)

11:35 〜 11:50

[3I08] 微視的平均場模型で計算した電荷分布から推定した核分裂中性子多重度

*江幡 修一郎1、奥村 森2、石塚 知香子3、千葉 敏4,5 (1. 埼玉大学、2. 国際原子力機関、3. 東京工業大学ゼロカーボンエネルギー研究所、4. 東京工業大学、5. 株式会社NAT NATリサーチセンター)

キーワード:核データ、核分裂、荷電偏極、理論核物理

核分裂片の荷電分布は即発・遅発中性子収率に大きな影響を与える。
我々は微視的平均場模型を用いて核分裂片の配位を調べ、ウラニウム236の荷電偏極を理論的に導出した。
動的な模型を用いることで、荷電偏極のエネルギー依存性が現れ、既存のデータライブラリと同程度の
荷電偏極が得られる事が分かった。
本講演では異なる核分裂性核種にも適用し、得られた理論的荷電偏極を入力とし
Hauser-Feshbach計算を通して、中性子多重度を計算した結果を報告する。

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