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[3I09] (p,p'x)反応と(d,d'x)反応における表面効果の差異
キーワード:半古典歪曲波模型、表面効果、包括的非弾性散乱
本研究の目的は、(p,p'x)反応と(d,d'x)反応の表面性の違いを明らかにすることである。我々は、(p,p'x)反応と(d,d'x)反応のエネルギースペクトルを記述するため、微視的反応模型である半古典歪曲波模型(SCDW)を採用する。SCDW では、反応の断面積は、ある衝突点Rにおける局所的な断面積の非干渉的な積分で表現される。本研究では、このSCDWの特徴を用いて、原子核表面でどの程度反応が起きているかを定量的に議論する。これによって、(p,p'x)反応より(d,d'x)反応の方が、より原子核表面で反応が起きること明らかにする。
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