[3I09-13] 理論解析・代理反応

[3I11] 反対称化分子動力学による重イオン反応計算における平均場模型依存性の考察

*向原 悠太¹、佐波 俊哉^2,3、小野 章⁴、稲倉 恒法¹、石塚 知香子¹、千葉 敏^1,5、片渕 竜也¹ (1. 東工大、2. KEK、3. 総研大、4. 東北大、5. NAT)

キーワード：反対称化分子動力学、粒子生成、平均場、2核子衝突、核データ

これまでの我々の計算で、反対称化分子動力学（ＡＭＤ）模型を用いて計算した¹²Cを入射粒子とする二重微分断面積に大きな平均場模型(有効相互作用)依存性があることが分かってきた。本研究では、平均場模型毎に複数の初期配位を作成し、それらを用いる計算を行い結果の初期配位への依存性（分散）、さらにはそれらの平均値を比較し、確率的に作成される初期配位が計算結果に与える影響を調べ、AＭＤ計算値の平均場模型依存性の原因を考察した。