日本調理科学会2022年度大会

出展者情報

[5] ゲルハルトジャパン株式会社

ゲルハルトジャパン株式会社


ゲルハルトジャパン株式会社は、2008年4月に設立され、ドイツ・ゲルハルト社(1846年設立)の日本の販売拠点としてスタートしました。ゲルハルトジャパンは、栄養成分表示のための分析に対応した各種分析装置の提案に注力しています。
弊社の分析装置は、簡便・迅速・高精度なうえ、自動化が進んでおり、業務効率化の促進、人手不足への対応など、様々な面での導入効果が期待できます。又弊社は、迅速かつ手厚いアフターサービスで安心して使用できるよう努め、お客様の信頼を得られるよう日々活動しております。
装置メーカーとして毎年、外部精度管理試験にも積極的に参加しております。

◆ヘリウム供給不足にも対応する改良デュマ法によるタンパク質分析装置『デュマサームNPro』
改良デュマ法(燃焼法)を用いた窒素・タンパク質分析装置デュマサームNProは、迅速性、低ランニングコスト、正確性に優れた窒素・タンパク質分析装置です。64検体用のオートサンプラーを標準装備し、1検体あたりの測定時間は3~4分という高速測定が可能です。装置の起動時間は、電源を入れてから約40分と速やかで、分析終了後は即電源を落とせるなど、作業時間の大幅な短縮が可能です。昨今ヘリウムガス不足により、ヘリウムに代わるキャリアガスの検討は喫緊の課題となっています。そのような中、ゲルハルト社のデュマサームNProは工業用ヘリウム(G3)、アルゴンガスに対応しています。両ガスの切り替えは、ソフト上のキャリアガス選択画面からワンタッチで変更可能です。最近では、食品関連企業はもちろん官公庁や大学、受託分析機関への導入事例も増えています。ケルダール分析装置も販売する弊社では、ケルダール機器ユーザーからの更新の相談にも気軽に応じております。
装置の動画は以下のリンクからご確認ください。
https://gerhardt-japan.com/movie/

◆ヘリウム不足により見直されるケルダール窒素・タンパク質分析装置
ヘリウム不足により、ケルダール分析装置が再注目されています。弊社では自動蒸留装置として、ベーパデス200、300、400の3機種を販売しています。又ベーパデス450とベーパデス500は自動滴定装置も装備していますので、窒素・タンパク質の測定まで自動で行えます。さらにベーパデス500Cには20検体のオートサンプラーを装備しており、無人で連続蒸留滴定を実施できます。分解装置では、8本掛けのKT8sと20本掛けのKT20sをラインナップ。さらに自動分解装置KTL8sとKTL20sは分解の終了時自動でリフトアップし放冷を開始します。又酸ミストスクラバーの『ターボソグ』と『バキュソグ』と連動し、分解時に発生する酸ミストの吸引コントロールを実施します。測定検体数やサンプルの種類により、最適な装置の提案をさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
装置の動画は以下のリンクからご確認ください。
https://gerhardt-japan.com/movie/

◆加工食品の全脂肪分析の自動化を実施できる『ソクスサーム』と『ハイドロサーム』
全ての加工食品において、食品表示法で義務付けられた脂質の分析を実施するためには、多くのサンプルで酸分解が必要になります。『自動酸分解装置ハイドロサーム』では、この酸分解作業を無人で6検体全自動で実施できます。作業はろ過部分に専用のろ紙をセットし、秤量したサンプルを分解ビーカーに投入して、スタートボタンを押すだけです。塩酸の添加、加熱分解、洗浄、ろ過の工程を自動で実施。洗浄も終了していますので、終了後すぐに次の分解が実施できます。ろ紙を乾燥後『全自動溶媒抽出装置ソクスサーム』で溶媒抽出することで、全脂肪の抽出工程を全自動で実施できます。『ハイドロサーム』と『ソクスサーム』を使用する際のオペレターの携わる時間はわずか数分です。従来法の分析と比較して大幅な人的コストの削減が可能となります。
尚、ソクスサームには、2本掛けの412、4本掛けの414、6本掛けの416の3機種を用意しております。
装置の動画は以下のリンクからご確認ください。
https://gerhardt-japan.com/movie/

◆『ファイバーザイムSシステム』による食品中の食物繊維測定
全体がフィルター構造になっているファイバーバッグSによる目詰まりの無い迅速ろ過が実施できます。目詰まり防止用のセライトも不要です。タンパク質分析の際、ガラスろ過器の様にセライト層ごとサンプルをケルダールフラスコに掻き出す必要が無く、ファイバーバッグSごとサンプルをケルダールフラスコに移し替えられるため、サンプルのロスもありません。もちろんファイバーバッグSは、窒素フリー、灰分フリーです。省スペースで、多検体同時処理が可能で、導入コストも抑えられます。測定原理はプロスキー法に準じています。

◆サンプル前処理用のナイフブレード『メッサ―ミルP11』
『メッサ―ミルP11』は、鋭利なナイフブレードでサンプルを切断する装置です。2,000~10,000rpmの速度設定が可能で、不均一な食品サンプルでも高効率で粉砕できます。14,000rpmで最大6秒間の高速粉砕も可能です。材質は分析対象に合わせて選択可能で、ナイフブレードは、ステンレス製、チタン製、容器はプラスチック製、ステンレス製、ガラス製及び使い捨て粉砕容器を取り揃えています。分析対象が、常温域で物性や成分の安定性が変化しやすい場合(チョコレートなど)は、液体窒素を使用した粉砕処理方法を推奨しています。ドライアイスを使用した鶏肉やグミの粉砕処理方法も、ユーザーから高い評価を得ています。
装置の動画は以下のリンクからご確認ください。
https://gerhardt-japan.com/movie/

◆タガルノ社のユニークなデジタルマイクロスコープ
デンマーク・タガルノ社のデジタルマイクロスコープ『フルHDシリーズ』は、世界中の製造現場で品質管理や外観検査などで採用されています。シンプルモデルからハイスペックモデルまで、多彩なラインナップを取り揃えています。最大倍率は53倍~660倍です。このデジタルマイクロスコープはパソコン不要でモニターと接続して使用します。操作はワンタッチで拡大表示や画像データの保存が可能です。標準でルーラー機能の使用と深度合成画像の作製もでき、アプリをインストールすることで多彩な機能が利用できます。食品分野では、粉乳や小麦粉、澱粉中の異物の自動検知と色彩空間値L*a*b*の表示(スペックカウンターアプリ)、コーヒーやスナック、焼き菓子等の焼き色を数理化し管理(カラーアナライザーアプリ)、粒子やペレット等の縦横の長さと面積を自動計測(粒度分布測定アプリ)の使用などの導入事例があります。
なお、フルHDシリーズのベストセラーである『ザップ』に新たな機能が追加されました。『ムーブボックス』を接続することで、『プレステージ』や『トレンド』と同様、アプリをインストールして使用することが可能となりました。
装置の動画は以下のリンクをご確認ください。
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◆ゲルハルトジャパンでは、ご紹介しました全ての装置のデモ機を用意しています
持ち込みデモやサンプルテストなどのご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ゲルハルトジャパン株式会社
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