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[213] 横浜市都心臨海部における歩行者空間整備を通じた歩行者空間概念の変容に関する研究
キーワード:ウォーカビリティ、歩行者空間概念、都市デザイン、設計意図、整備手法
近年、全国各地で「ウォーカブルなまちづくり」が模索されているが、「ウォーカブル」という概念は広範であり、明確な方向性を見出すには至っていない。本稿では、早くから「歩行者のため」を意識してきた横浜市都心臨海部での歩行者空間整備事業に着目して、設計意図と整備手法をもとに、整備時に重視していた考え方の傾向を把握し、50年間を通じた横浜市都心臨海部での歩行者空間概念の変容を明らかにすることを目的とする。研究方法は、主に文献・Web調査により行った。その結果、対象地での歩行者空間概念は、各時期や場所ごとに重視する方向性を変容させながら、発展してきたことが分かった。