[MW-1] より良く暮らすために、認知心理学ができること
誰もが、より良い社会生活を送りたいと願う。認知心理学は、この社会の要望に答えることができるのだろうか?本ワークショップでは、1)私たちが暮らす環境やモノを改善させることを目指す認知工学・BMI研究の立場と2)認知・脳機能を改善させることを目指す認知と脳の可塑性研究の立場から、より良く暮らすために心理学ができることについて考えていく。まず、環境改善の立場から①認知プロセスを重視したモノの使いやすさ研究(須藤)と②脳の信号を元に外部の装置や環境を制御するBMI(Brain Machine Interface)研究(小川)について報告する。その後、認知・脳機能の機能改善の立場から③モデル動物を対象に薬物や直接脳を刺激する方法を用いた研究と④認知・運動トレーニングを用いて認知・脳機能を向上させる研究(野内)について報告する。最終的に、私たちがより良く暮らすために、心理学が出来ること、これから目指す方向性を指定討論者(兵藤)とフロアの方と演者とで一緒に考えていきたい。
話題提供
・須藤智、静岡大学 大学教育センター
「日常場面でのリアルな使いやすさにアプローチする認知工学的研究の現状と展開」
・小川剛史#、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 動的脳イメージング研究室
「実生活空間に広がるBMI技術とその応用」
・高野裕冶#、同志社大学 赤ちゃん学研究センター
「認知機能をただ上げれば良いのか?:技術として可能になりそうなものと人間観をめぐって」
・野内類、東北大学 学際科学フロンティア研究所
「生活介入による認知・脳機能の維持・向上のフロンティア:機能向上主義の功罪」
話題提供
・須藤智、静岡大学 大学教育センター
「日常場面でのリアルな使いやすさにアプローチする認知工学的研究の現状と展開」
・小川剛史#、株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR) 動的脳イメージング研究室
「実生活空間に広がるBMI技術とその応用」
・高野裕冶#、同志社大学 赤ちゃん学研究センター
「認知機能をただ上げれば良いのか?:技術として可能になりそうなものと人間観をめぐって」
・野内類、東北大学 学際科学フロンティア研究所
「生活介入による認知・脳機能の維持・向上のフロンティア:機能向上主義の功罪」
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