日本認知心理学会第15回大会

講演情報

口頭講演

口頭発表: 記憶,注意,発達・教育・学習

[O6] 口頭6 《記憶,注意,発達・教育・学習》

2017年6月4日(日) 14:30 〜 15:45 口頭発表会場1 (516教室)

座長:山 祐嗣(大阪市立大学大学院 文学研究科)

14:30 〜 14:45

[O6-01] ふきだしの形状によるSNARC効果の変調

*羽生 奈央1、小野 史典1 (1. 山口大学 教育学部)

キーワード:SNARC効果、数表象、ふきだし

Dehaene et al.(1993)は呈示された数字の偶奇判断を左右のキー押しにより行う際,小さい数が呈示された場合右よりも左キーでの反応が速くなり,大きい数が呈示された場合その逆になる効果をSNARC効果と呼んだ。これは左から右へ文字を読んでいく読みの習慣が原因であるとされている。日本では左から右への横読みの習慣に加え縦読みの習慣が存在しておりこれは読字方向に物理的な制限がかかる”ふきだし”内の文で顕著であると考えられる。本研究ではふきだしの形状(横長・縦長)がSNARC効果に与える影響を検討した。実験の結果横長ふきだし時には通常のSNARC効果がみられたが縦長ふきだし時にはSNARC効果はみられなかった。この結果はふきだしの形状が誘発する読み方向によりSNARC効果が影響を受けることを示しSNARC効果の原因が読みの習慣であるとするDehaene et al.(1993)の見解を支持する。

論文集原稿 閲覧パスワード認証
論文集原稿の閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

閲覧パスワードは、大会参加者の皆様にメールでご連絡しております。

パスワード