日本認知心理学会第15回大会

講演情報

ポスター講演

記憶

[P4] ポスター4 《記憶》

2017年6月4日(日) 10:00 〜 12:00 ポスター会場2 (522教室)

[P4-09] 情動喚起刺激に対する評定による符号化の効果III

喚起された感情価と自己関連付け処理との比較

*藤田 哲也1、加藤 みずき2 (1. 法政大学、2. 法政大学大学院)

キーワード:覚醒度、感情価、自己関連付け処理

本研究では,藤田・加藤(2016,認知心)と同様に,情動喚起刺激が元々持っている属性としての感情価・覚醒度だけでなく,感情価や覚醒度の評定行動自体が符号化としての効果を持つか否かをさらに検討した。情動喚起する画像が提示されたとき,刺激によって参加者が喚起された感情価と,その刺激に対する自己関連の程度の評定を求め,その後の再生成績を比較した。その結果,感情価評定は,全体として自己関連付け処理と同程度の符号化の効果を持つことが明らかとなった。

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