日本認知心理学会第15回大会

講演情報

ポスター講演

記憶

[P4] ポスター4 《記憶》

2017年6月4日(日) 10:00 〜 12:00 ポスター会場2 (522教室)

[P4-24] 他者行為の予測の一致度が観察による行為の虚記憶に及ぼす影響

*柏原 志保1、金山 範明2、西本 美花1、宮城 円1、楊 琬璐1、宮谷 真人1、中尾 敬1 (1. 広島大学大学院 教育学研究科、2. 広島大学医歯薬保健学研究院)

キーワード:自他の混同、虚記憶、観察

本研究の目的は,他者行為の観察により生じる自身の行為遂行に関する虚記憶 (observation inflation: OI) の生起に対して,観察時の他者行為の予測しやすさが及ぼす影響を検討することであった。実験は,行為文を実演又は音読する記銘段階,他者の行為をビデオを通して観察する観察段階,2週間後に記銘段階の項目に関するソース判断を行う再認段階の3段階で構成した。観察段階で用いる観察ビデオの構成に関して,(1) 行為動画前に行為推測の手がかりになる静止画を呈示し他者行為の予測を促進する条件,(2) 行為動画前に動画の行為の予測には結びつかない静止画を呈示し他者行為の予測を阻害する条件,(3) 行為動画を先に呈示し動画視聴前に行為の予測が生じない条件の3条件を設定した。その結果,他者行為の予測と結果が一致しないとOI自体が生起せず,その生起の程度は予測のしやすさによらないことが示された。

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