講師:川田 友紀 (かわた ゆき) 氏
ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社
アプリケーション課
試料のレオロジー挙動は、成分の構造(成分のサイズや分散・集合状態)や運動性により決定づけられます。レオロジー測定で得られるパラメータは粘度や弾性率などの巨視的物理量ですが、そのデータには試料の内部構造についての情報が含まれています。レオロジーと構造の関係について基本的な説明をするとともに,装置アクセサリを用いたレオロジー・インピーダンス同時測定,顕微鏡観察、界面粘弾性の測定技術と測定事例についてもご紹介します。