日本教育心理学会第62回総会

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ポスター発表(社会)

[P] ポスター発表(社会): P189-P226

2020年9月19日~21日

[P223] 小学校教師の指導行動が児童のスキルに及ぼす効果

教師への関係欲求を媒介変数としたモデルの学期間比較

弓削 洋子1, 杉森 伸吉2 (1.愛知教育大学, 2.東京学芸大学)

Keywords:指導行動、教師-児童関係、学期

小学校教師の指導行動が児童のスキルに及ぼす効果について,児童が抱く教師への関係欲求を媒介としたモデルについて学期間で比較検討した。小学1~6年生(n=569)対象の質問紙調査の結果,教師からの自律欲求を介して,教師の指導行動は児童の生活スキルや学習スキルを高めること,但し,学年や学期によって,媒介する指導行動の機能や高めるスキルが異なることを示した。今後,1学期の児童のスキルが2学期の教師の指導行動に及ぼす効果の検討が必要である。