日本教育心理学会第62回総会

講演情報

ポスター発表(学校心理学)

[P] ポスター発表(学校心理学): P262-P325

2020年9月19日~21日

[P282] PBIS第2水準(層)における気になる子供の発見尺度(Suteki)の開発

中学生の品格尺度との関連について

工藤 弘1, 市川 哲2 (1.安曇野市立豊科東小学校, 2.兵庫教育大学大学院)

キーワード:PBIS、品性品格

本研究は,PBIS第2水準における気になる中学生版早期発見尺度(Suteki)の開発を目的とする。特にPBIS第2水準(層)における不登校傾向の子供(学校に来にくい傾向があるが登校はしている)を早期発見し,閉じこもりの状態に陥るのを予測・予防するためである。工藤・市川・荒井(2019)はこの中学校版Suteki尺度と,不登校傾向(五十嵐他, 2004)との関連を検討している。本研究ではさらに,「品格尺度」(井邑他, 2013)を取り上げ,中学校版Suteki尺度との関連をみてみる。Suteki尺度は,基準関連妥当性からみて,品格尺度との関連がみられたといえる。