10:30 〜 12:30
[W-N] アニマルウェルフェアの考え方に配慮した動物実験および調査を考える
【企画】関島恒夫(新潟大・農)・天野邦彦((公財)河川財団)
【趣旨】
昨今、個人情報や著作権の取り扱い、さらにはアニマルウェルフェアなど、学会・研究活動に関わる各種の倫理規定や法令遵守が強く求められるようになってきている。特に、アニマルウェルフェアに関しては、「動物の愛護及び管理に関する法律等」に基づき、動物を適正に取り扱うこと、並びに動物実験を適正に実施することが必須条件となっている。応用生態工学分野を含むフィールド研究では、魚類や両生・は虫類、鳥類など幅広く野生動物を研究対象として扱ってきたが、これら野生動物の取り扱いもマウス・ラットなどの実験動物や産業動物と同様、アニマルウェルフェアの考え方に準拠して調査・実験を慎重に進めていくことが求められている。しかしながら、フィールド研究分野では、アニマルウェルフェアに関する十分な理解が行き届いていないこともあり、野生動物に対する不適切な取り扱いがなされていたり、本来は必要とされる実験の認証手続きが履行されていないなど、必要な措置が講じられていない可能性も否めない。本集会では、アニマルウェルフェアの考え方に配慮した動物実験・調査のあり方を理解・共有し、適正な動物実験の普及に向けた対応について議論する。
【主な内容】
○趣旨説明((公財)河川財団・天野邦彦)
○話題提供
① 動物愛護管理法について
(環境省動物愛護管理室・吉澤泰輔)
② 大学等の研究機関における適正な動物実験の実施について
(文科省ライフサイエンス課・斉藤正明)
③ 動物実験に関する国内外の動向と新潟大学の取り組み
(新潟大脳研究所・笹岡俊邦)
④ 日本魚類学会「研究材料として魚類を使用する際のガイドライン」〜学会編集委員会の立場から〜
(九州大農学研究院・小北智之)
⑤鳥類調査に係る倫理規定および調査・実験に対する配慮
(名城大農学部・新妻靖章)
○総合討論
(コーディネーター:新潟大学農学部・関島恒夫)
昨今、個人情報や著作権の取り扱い、さらにはアニマルウェルフェアなど、学会・研究活動に関わる各種の倫理規定や法令遵守が強く求められるようになってきている。特に、アニマルウェルフェアに関しては、「動物の愛護及び管理に関する法律等」に基づき、動物を適正に取り扱うこと、並びに動物実験を適正に実施することが必須条件となっている。応用生態工学分野を含むフィールド研究では、魚類や両生・は虫類、鳥類など幅広く野生動物を研究対象として扱ってきたが、これら野生動物の取り扱いもマウス・ラットなどの実験動物や産業動物と同様、アニマルウェルフェアの考え方に準拠して調査・実験を慎重に進めていくことが求められている。しかしながら、フィールド研究分野では、アニマルウェルフェアに関する十分な理解が行き届いていないこともあり、野生動物に対する不適切な取り扱いがなされていたり、本来は必要とされる実験の認証手続きが履行されていないなど、必要な措置が講じられていない可能性も否めない。本集会では、アニマルウェルフェアの考え方に配慮した動物実験・調査のあり方を理解・共有し、適正な動物実験の普及に向けた対応について議論する。
【主な内容】
○趣旨説明((公財)河川財団・天野邦彦)
○話題提供
① 動物愛護管理法について
(環境省動物愛護管理室・吉澤泰輔)
② 大学等の研究機関における適正な動物実験の実施について
(文科省ライフサイエンス課・斉藤正明)
③ 動物実験に関する国内外の動向と新潟大学の取り組み
(新潟大脳研究所・笹岡俊邦)
④ 日本魚類学会「研究材料として魚類を使用する際のガイドライン」〜学会編集委員会の立場から〜
(九州大農学研究院・小北智之)
⑤鳥類調査に係る倫理規定および調査・実験に対する配慮
(名城大農学部・新妻靖章)
○総合討論
(コーディネーター:新潟大学農学部・関島恒夫)
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン