特別講演

北山 淳 氏1.2
1医療創生大学 健康医療科学部 作業療法学科
2医療創生大学 大学院 生命理工学研究科
医療法人 新淡路病院
洲本市国民健康保険鮎原診療所・心身障害児通園施設わたぼうし
四條畷学園大学 リハビリテーション学部 作業療法学専攻 准教授
大和大学 保健医療学部 総合リハビリテーション学科
作業療法学専攻 教授
医療創生大学 健康医療科学部 作業療法学科 教授
医療創生大学 大学院 生命理工学研究科 教授
2020年の年明けより感染が拡大した新型コロナウィルス感染症は、本学のみならず世界中の教育機関に大きな影響を与えました。
急遽対応した オンライン講義で何とか講義を継続し、教育を止めないということに注力しました。
そのような状況でも、少しでも良い教育を提供するための各教員の努力・挑戦により、従来の講義では気づかなかったオンライン講義のメリットを感ずることもありました。
一方、学内の演習科目に関して、オンラインでは伝えづらいこともあり代替案を見いだすのが非常に困難でした。
また臨床実習を学内演習に切り替えたりしましたが、このような状況下だからこそ現場で学べることも多いと感じております。
さらにOSCE については、今までも随所に触れられておりますが、臨床実習を開始するにあたっての Pre- OSCE や臨床実習終了後に実施する Post- OSCE について、益々重要視されていくことだと思います。
臨床実習に望むにあたり必要な作業療法技能を可能な限り評価できる OSCE を今後は目指したいと思います。
これまでは新型コロナウィルス感染症の影響を受けた教育でありましたが、様々なことが経験できました。今後はこれらの経験を従来の仕組みに取り入れ、新たな形態を造り出すかだけではなく、更に進化させるために大学としても取り組む必要があると考えています。
今回の講演では上記を踏まえてコロナ禍での臨床実習の取り組みや、キャリア形成への影響、最近の教育事情などを考察してお伝えして行きたいと思います。
配信期間:2022年10月16日(日)から10月30日(日)
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