[S10-4] 高齢者の栄養ケア
ーオーラルフレイルから認知症までー
【略歴】
2006年 管理栄養士取得
2011年 東京農業大学大学院修了・博士(食品栄養学)
2011年 東京衛生病院栄養科管理栄養士
2012年 国立がん研究センター特任研究員
2014年 駒沢女子大学人間健康学部非常勤研究員
2015年 東京都健康長寿医療センター研究所非常勤研究員
2017年 東京都健康長寿医療センター研究所常勤研究員
その他
2016年~ 日本栄養士会管理栄養士専門人材育成事業摂食嚥下領域,在宅栄養管理領域認定委員会委員
2017年 日本静脈経腸栄養学会NUTRI YOUNG INVESTIGATOR AWARD受賞
2018年~ 東京都栄養士会栄養ケアステーション委員会委員
2006年 管理栄養士取得
2011年 東京農業大学大学院修了・博士(食品栄養学)
2011年 東京衛生病院栄養科管理栄養士
2012年 国立がん研究センター特任研究員
2014年 駒沢女子大学人間健康学部非常勤研究員
2015年 東京都健康長寿医療センター研究所非常勤研究員
2017年 東京都健康長寿医療センター研究所常勤研究員
その他
2016年~ 日本栄養士会管理栄養士専門人材育成事業摂食嚥下領域,在宅栄養管理領域認定委員会委員
2017年 日本静脈経腸栄養学会NUTRI YOUNG INVESTIGATOR AWARD受賞
2018年~ 東京都栄養士会栄養ケアステーション委員会委員
高齢者人口の増加に伴い,メタボ対策といった疾病予防だけではなく,フレイルといった予防医療の対象に関するパラダイムシフトが起こり,食事に関しても高齢期では「多様な食品をバランスよく」「しっかり」食べることへ関心が向けられている。われわれの研究においてもフレイル重症度と食品摂取の多様性が関連し,さまざまな食品摂取がたんぱく質をはじめ抗酸化物質等といったビタミンやミネラルの十分な摂取につながり,フレイル対策に貢献する可能性を報告している。その食品摂取を支えるのは口腔機能であり,最近では総義歯作成とともに簡単な栄養指導により,栄養素等摂取量の増加と咀嚼機能が改善したことが報告され,歯科と栄養の連携によるシナジー効果に関する報告も散見されるようになってきた。本シンポジウムでは,オーラルフレイルから認知症までの栄養に関する知見や歯科と栄養連携に関する知見を紹介し,これからの高齢期のケアについて検討する。