[P一般-067] 当院歯科における後期高齢者の実態調査
【目的】医療法人群栄会(以後は当院とする)は精神科、神経科、心療内科、内科、歯科の設置された田中病院に加え、精神障害者の社会復帰施設、精神科グループホームが併設され、さらに高齢者のための多数の施設や療養病棟などがあり多くの入院患者や入所者(以後は入所者とする)を抱えている。当歯科は主にそのような入所者や退院後の通院患者の歯科治療を行っており、75歳以上の後期高齢者も多数受診する。今回は当歯科を受診した初診時年齢75歳以上の後期高齢者を対象に調査したので報告する。
【方法】2019年1月~2019年12月までに当歯科を初診・再初診で受診した後期高齢者118名を対象に診療録を元に調査した。
【結果と考察】118名の男女比は男性41名、女性77名であった。年齢区分は75~79歳男性16名、女性21名、80~84歳男性11名、女性14名、85~89歳男性6名、女性24名、90~94歳男性8名、女性13名、95歳~男性0名、女性5名で最高齢は99歳であった。入所者と外来患者の比率は、当院入所者は96名(81%)、外来患者は22名(19%)であった。入所者96名の内訳は介護老人保健施設入所者39名(41%)、病棟入院患者29名(30%)、有料老人ホーム入所者21名(22%)、認知症グループホーム入所者6名(6%)、その他1名(1%)であった、外来患者22名で当医療法人通院中の患者は6名(27%)、通院していない患者は16名(73%)であった。主な既往歴(重複あり)は内科的疾患95名(81%)、肢体不自由60名(51%)、精神疾患45名(38%)、認知症32名(27%)、悪性腫瘍7名(6%)などであった。処置内容(重複あり)で最も多いのは補綴処置78名(66%:主に義歯調整、義歯新製)で、次いで予防処置66名(56%:主にSC、口腔ケア)、保存処置47名(40%:主に充填処置)、外科処置21名(18%:主に抜歯、膿瘍切開)、嚥下機能評価3名(3%)であった。
肢体不自由や認知症、精神疾患などで在宅では比較的歯科受診が困難な後期高齢者が多数、歯科受診をしていることがわかった。また、歯科が設置されているメリットを生かし、意思疎通の困難な患者などでも病棟や施設、家族と連携しノーマライゼーションを基本とした治療を心掛けた。(医療法人群栄会田中病院倫理委員会 承認番号20191201)
【方法】2019年1月~2019年12月までに当歯科を初診・再初診で受診した後期高齢者118名を対象に診療録を元に調査した。
【結果と考察】118名の男女比は男性41名、女性77名であった。年齢区分は75~79歳男性16名、女性21名、80~84歳男性11名、女性14名、85~89歳男性6名、女性24名、90~94歳男性8名、女性13名、95歳~男性0名、女性5名で最高齢は99歳であった。入所者と外来患者の比率は、当院入所者は96名(81%)、外来患者は22名(19%)であった。入所者96名の内訳は介護老人保健施設入所者39名(41%)、病棟入院患者29名(30%)、有料老人ホーム入所者21名(22%)、認知症グループホーム入所者6名(6%)、その他1名(1%)であった、外来患者22名で当医療法人通院中の患者は6名(27%)、通院していない患者は16名(73%)であった。主な既往歴(重複あり)は内科的疾患95名(81%)、肢体不自由60名(51%)、精神疾患45名(38%)、認知症32名(27%)、悪性腫瘍7名(6%)などであった。処置内容(重複あり)で最も多いのは補綴処置78名(66%:主に義歯調整、義歯新製)で、次いで予防処置66名(56%:主にSC、口腔ケア)、保存処置47名(40%:主に充填処置)、外科処置21名(18%:主に抜歯、膿瘍切開)、嚥下機能評価3名(3%)であった。
肢体不自由や認知症、精神疾患などで在宅では比較的歯科受診が困難な後期高齢者が多数、歯科受診をしていることがわかった。また、歯科が設置されているメリットを生かし、意思疎通の困難な患者などでも病棟や施設、家族と連携しノーマライゼーションを基本とした治療を心掛けた。(医療法人群栄会田中病院倫理委員会 承認番号20191201)