[P-63] 愛知県歯科医師会主催による、在宅歯科診療普及、オーラルフレイル検診普及の意識調査について
【目的】 近年、地域包括ケアシステム構築の施策により、在宅医療のニーズは高まっており、在宅歯科診療も例外ではなく、軽微な口腔機能低下であってもサルコペニアや要介護認定、死亡のリスクを高めることが知られ、明るく活力ある超高齢社会を実現と、高齢者の口腔機能向上も不可欠である。愛知県歯科医師会は在宅歯科医療提供体制検討会、オーラルフレイル対策地域推進委員会の事業を行っており、今回、愛知県歯科医師会地域保健地区担当者に在宅歯科診療普及・オーラルフレイル検診普及へのアンケート調査をおこない、今後の愛知県歯科医師会の取り組みを報告する。
【方法】 愛知県歯科医師会地域保健地区担当者44地区に、オーラルフレイルに関する理解、オーラルフレイル検診の有無、地域包括ケアへの取り組みの有無、地域支援事業として在宅医療・介護連携協議会の設置の有無、地域ケア会議への参画、多職種連携の調査をアンケート形式で調査した。
【結果】 有効回答31件で オーラルフレイルに関する理解は深まっていると回答が4件 やや深まっているが9件 やや理解が浅いが3件 不明が13件地区でオーラルフレイルの研修の有無の調査については行っていると回答した地区が15件行っていないが14件 不明が2件地域包括ケアへの取り組みを行っていると回答したのが13件 行っていないと回答したのが6件 不明が12件地域支援事業として在宅医療・介護連携協議会の設置の有無について設置しているとの回答が19件 設置していないが5件 不明が7件地域ケア会議への参画について参画しているとの回答が18件 参画していないが3件 不明が10件多職種連携について連携が取れているとの回答が16件 取れていない2件 不明が13件であった
【結論と考察】 ほぼすべての質問に対し半数近くが不明との回答に対し、オーラルフレイル検診、在宅歯科診療提供体制、地域包括ケアシステム、多職種連携への理解が不足している可能性が示唆された。愛知県歯科医師会では、この結果を踏まえ、県行政と連携し、さらなる情報発信、在宅歯科医療研修会の開催を行うとともに、令和5年度より口腔機能検査事業として検診センターを設置し、オーラルフレイルの啓発とともに、検診の普及、在宅歯科医療普及を向上させたい
(COI開示 なし) (倫理審査対象外)
【方法】 愛知県歯科医師会地域保健地区担当者44地区に、オーラルフレイルに関する理解、オーラルフレイル検診の有無、地域包括ケアへの取り組みの有無、地域支援事業として在宅医療・介護連携協議会の設置の有無、地域ケア会議への参画、多職種連携の調査をアンケート形式で調査した。
【結果】 有効回答31件で オーラルフレイルに関する理解は深まっていると回答が4件 やや深まっているが9件 やや理解が浅いが3件 不明が13件地区でオーラルフレイルの研修の有無の調査については行っていると回答した地区が15件行っていないが14件 不明が2件地域包括ケアへの取り組みを行っていると回答したのが13件 行っていないと回答したのが6件 不明が12件地域支援事業として在宅医療・介護連携協議会の設置の有無について設置しているとの回答が19件 設置していないが5件 不明が7件地域ケア会議への参画について参画しているとの回答が18件 参画していないが3件 不明が10件多職種連携について連携が取れているとの回答が16件 取れていない2件 不明が13件であった
【結論と考察】 ほぼすべての質問に対し半数近くが不明との回答に対し、オーラルフレイル検診、在宅歯科診療提供体制、地域包括ケアシステム、多職種連携への理解が不足している可能性が示唆された。愛知県歯科医師会では、この結果を踏まえ、県行政と連携し、さらなる情報発信、在宅歯科医療研修会の開催を行うとともに、令和5年度より口腔機能検査事業として検診センターを設置し、オーラルフレイルの啓発とともに、検診の普及、在宅歯科医療普及を向上させたい
(COI開示 なし) (倫理審査対象外)