移動・交通

[D7-03] 相対速度指数を用いた制限速度の評価方法

*Shion Muramoto¹, Kazunari Tanaka¹ (1. Osaka Institute of Technology)

Keywords:道路, 移動速度, 道路幅員, 相対速度指数

現在の日本において人口減少・超高齢化社会の到来、シェアサイクリング・エコノミーの出現、人中心の道路利活用ニーズ、道路内への滞留ニーズ、にぎわい創出といった社会。経済情勢の変化、CASEなど道路に関する新たな技術の登場や電動キックボードなど新たなモビリティの出現に伴い、道路に対する利活用ニーズは従来にも増して多様化している。さらに、これにもとづいてこれまで一定の速度で決められてきた都市内部の制限速度について最も適切な速度設定を仮説的に試みる。そこでわれわれは道路の通りやすさや・歩きやすさは道路を利用する方法（歩行者、自転車）によって異なりこれらを可視化することで歩行者や自転車の利活用を図ることに寄与すると考える。本研究では移動速度と幅に着目し通りやすさや歩きやすさの数値化を行い、GISを用いて可視化をおこなった。