GISA & IAG'i 2023

講演情報

口頭発表(GISA)

防災1

2023年10月28日(土) 17:00 〜 18:40 F会場 (C-401 C棟4階)

座長: 薄井 宏行 (東京大学 大学院工学系研究科 都市工学専攻)

17:00 〜 17:20

[F5-01] 移動経路の水害リスクを考慮した一時避難所としての避難所配置分析

*馬場 千瑳1、畑山 満則2 (1. 滋賀大学、2. 京都大学防災研究所)

キーワード:水害, 避難計画, ネットワークボロノイ分割

気候変動の影響により集中豪雨が頻発化し、浸水被害に対する避難の重要性が高まっている。近年では、避難情報が出た際に「指定避難所に立退き避難する」という行動が、正しい行動とならない場合があることが示されているが、「指定避難所に立退き避難する」という行動を避難訓練としている場合も多く、災害常襲地域以外では、このようなステレオタイプの行動をとることも多い。そこで、本研究では、指定避難所を立退き避難の際の避難先と考えた場合の避難所配置に関して考察することを目的とする。滋賀県彦根市を対象地域とし、ネットワークボロノイ分割を用いて水害時の浸水深を考慮した避難圏域分析により避難所配置を考察する。