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[F7-04] オープンデータを活用した積雪寒冷地建物の脱炭素化に関する研究 その2.太陽光発電の使用実態の分析
キーワード:オープンデータ, 太陽光発電, 脱炭素化, Plateau, 札幌市
2050年カーボンニュートラル化が世界共通の目標となっている中で、太陽光発電は有用な創エネ技術として活用されている。近年では全国で地理空間情報が整備されたことで、建物や地形を容易に再現することができる。そのため周辺地形を3Dで再現し、太陽光発電のシミュレーションを実施することで、太陽光発電が有用な場所の選定や都市における太陽光発電の効果的な利用法を提示した研究も多い。しかし、多くのシミュレーションでは設置可能と思われるスペース全面を利用した太陽光発電のポテンシャルを解析しているが、現実問題として他設備の設置スペースやコストの問題から設置可能なスペースはさらに限られることが予想される。
本研究では太陽光発電の実データを航空写真とPlateauの建物情報と結びつけることで、建物の特徴に応じた太陽光発電設備の使用実態を分析し、シミュレーションの予測データと実データを比較し、データ間の差異の原因について明らかにした。
本研究では太陽光発電の実データを航空写真とPlateauの建物情報と結びつけることで、建物の特徴に応じた太陽光発電設備の使用実態を分析し、シミュレーションの予測データと実データを比較し、データ間の差異の原因について明らかにした。