[P2-26] スケートボード遊技・競技施設のGISデータ化とその基礎的分析
キーワード:スケートボード, 施設配置, ジオコーディング, アクセシビリティ, GIS
東京2020オリンピック競技大会(TOKYO2020)を一つの契機として,スケートボード遊技・競技の人気が高まりつつある。しかし,これまで規制が先行し,ストリートカルチャーと融合して発展してきた歴史的経緯もあり,スケートボード遊技・競技場(以下,施設)の数はTokyo2020以降倍増したものの,それでも日本全国に約700か所と限られている。また,施設不足が一要因となり,市中滑走に伴う事故や騒音などが社会問題となっている。
こうした問題の解消に資するべく,本研究では,各施設のホームページ情報やGoogleマップの情報,関係者へのヒアリングなどをもとに,日本全国の施設をGISデータ化した上で,施設の空間的偏在や需要と供給のバランス,アクセシビリティなどに関する基礎的分析を試みる。そして,女性や子ども,高齢者も含む多様な利用者層を念頭に置いた環境整備や,施設の建設や運営とスポーツ振興を通した都市空間の再利用などにも資する,基礎的知見を得る。
こうした問題の解消に資するべく,本研究では,各施設のホームページ情報やGoogleマップの情報,関係者へのヒアリングなどをもとに,日本全国の施設をGISデータ化した上で,施設の空間的偏在や需要と供給のバランス,アクセシビリティなどに関する基礎的分析を試みる。そして,女性や子ども,高齢者も含む多様な利用者層を念頭に置いた環境整備や,施設の建設や運営とスポーツ振興を通した都市空間の再利用などにも資する,基礎的知見を得る。