前半の部　特別講演

[14T02] カーボンニュートラルに向けた日本における再エネ水素の導入拡大ステップの検討（その2）日本の脱炭素化に向けた水素エネルギー普及のシナリオ分析

〇小澤 暁人1、古林 敬顕2、立川 雄也3,8、吉岡 剛4、辻本 将晴5、古川 智裕6、中島 良6,7,8 (1. 産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター、2. 秋田大学 大学院理工学研究科共同サステナブル工学専攻 、3. 九州大学 大学院工学研究院機械工学部門 、4. 東京大学 大学院工学系研究科電気系工学専攻 、5. 東京工業大学 環境・社会理工学院イノベーション科学系 、6. トヨタ・モビリティ基金 、7. テクノ２０５０中島技術士事務所、8. 九州大学　水素エネルギー国際研究センター )

カーボンニュートラルの実現に向けて、水素は低炭素エネルギーキャリアとして注目される。日本の長期戦略では脱炭素エネルギーシステムの「青写真」が示されているものの、現在のシステムから脱炭素エネルギーシステムへの移行過程の道筋は示されていない。そこで、マクロ・バックキャストな視点に基づくエネルギーシステム分析を実施して、脱炭素エネルギーシステムへの移行における水素エネルギー普及シナリオを検討した。