前半の部　特別講演

[14T03] [12H17] カーボンニュートラルに向けた日本における再エネ水素の導入拡大ステップの検討（その3）洋上風力発電の大規模導入を考慮した地域水素供給システムの設計

〇古林 敬顕1、小澤 暁人2、立川 雄也3,8、吉岡 剛4、辻本 将晴5、古川 智裕6、中島 良6,7,8 (1. 秋田大学 大学院 理工学研究科 共同サステナブル工学専攻 、2. 産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター、3. 九州大学 大学院工学研究院 機械工学部門 、4. 東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻、5. 東京工業大学 環境・社会理工学院 イノベーション科学系、6. トヨタ・モビリティ基金、7. テクノ２０５０中島技術士事務所、8. 九州大学　水素エネルギー国際研究センター)

大規模な洋上風力発電が稼働する2030年の秋田県を対象として、時空間解析に基づいて洋上風力発電の発電量を推計する。発電した電力はすべて固定価格で買い取られることを想定して、接続する陸上変電所の運用容量と推計した発電量から、余剰電力の発生量およびそのロードカーブを算出する。得られた結果から、余剰電力を用いる水素製造製造ポテンシャル、製造コスト、設備利用率などを評価する。