前半の部　特別講演

[14T04] カーボンニュートラルに向けた日本における再エネ水素の導入拡大ステップの検討（その4）ゼロエミッション電源の利用拡大を想定した地域のエネルギーと水素の運用システムの設計

〇立川 雄也1,2、小澤 暁人3、古林 敬顕4、吉岡 剛5、辻本 将晴 6、古川 智裕7、中島 良7,8,2 (1. 九州大学 大学院工学研究院機械工学部門、2. 九州大学 水素エネルギー国際研究センター、3. 産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター、4. 秋田大学 大学院理工学研究科共同サステナブル工学専攻、5. 東京大学 大学院工学系研究科電気系工学専攻、6. 東京工業大学 環境・社会理工学院イノベーション科学系、7. トヨタ・モビリティ基金、8. テクノ２０５０中島技術士事務所)

近年の再エネ普及拡大に伴い、太陽光発電の普及が他地域よりも進んでいる九州では全国に先駆けて電力需給バランスの問題が顕在化している。今後、再エネなどのゼロエミッション電源の利用拡大が進むと考えられるが、2030年、2050年目標達成に向けてまだ課題は多い。将来のエネルギー運用を見据えた短中期的なモデル構築を図るため、九州地域を想定した再エネと水素の運用方法の検討を行う。