[指定P1-3] My Proud我が施設のICU紹介「獨協医科大学病院」
【病院概要】
A大学病院は栃木県南部に位置し、特定機能病院としての地域医療の中核を担い、急性期から高度先進医療まで幅広く対応を行っている。また、2010年に栃木県ドクターヘリが導入され、県全域の三次救急医療の一端を担うとともに、近隣(群馬・茨城)からも患者を受け入れている。
病床数は1167床であり、平成28年度の1日あたりの平均入院患者数は1007名である。
【集中治療室概要】
・ 病床数は10床、クローズドシステムをとり、治療方針は各科主治医とカンファレンスを行った上で決定している。
・ 看護師26名(男性8名、女性18名)、医師26名(他科からの出向者含む)が勤務している。
・ 入室患者総数は750名(予定入室436名、緊急入室314名)、病床稼働率80%。(平成28年度)
・ 補助循環装置装着症例数(平成28年度):IABP 102例、ECMO 50例、体外式VAD 3例、植込みVAD 2例。
・ ICU入室主科トップ3(平成28年度データ);1位 心臓血管外科:269名(36%)、2位 消化器外科:253名(34名)、3位 循環器内科:72名(10%)
以上のような当施設において、看護の側面からみたGood&Badの一例を以下に示す。
ポスターセッションにおいては当施設内容をオープンにし、他施設の多くの方々と意見交換を図りながら、自施設のBadをGoodに変えられるように取り組んでいきたいと考えている。
【A大学病院ICUのGood & Bad】
-Good-
・パートナーシップを導入し、スタッフ間の協力体制や教育体制が構築されてきている。
・CNS、CNを中心としたスタッフ教育が行えている。
・他職種とコミュニケーションが図りやすい職場環境であり、協働して患者ケアが行えている。
・面会調整や早期の退院支援など、家族を含めた看護を重要視出来るようになってきている。
・CNS、CNがエキスパートとして、実践の手本を示している。それにより、エキスパートの実践を目の当たりにする機会が多い。
-Bad-
・マンパワー不足によって、離床や呼吸ケアなどが満足に行えないことがある。
・院内では教育ラダーに沿って教育が行われているが、ICU内での教育ラダーが確立されていない。そのため、2年目以降の教育体制が十分とはいえない。
・せん妄ケアに対する取り組みが十分になされていなく、同様のインシデントが多数発生している。
・手指消毒薬の使用量が少ない。
A大学病院は栃木県南部に位置し、特定機能病院としての地域医療の中核を担い、急性期から高度先進医療まで幅広く対応を行っている。また、2010年に栃木県ドクターヘリが導入され、県全域の三次救急医療の一端を担うとともに、近隣(群馬・茨城)からも患者を受け入れている。
病床数は1167床であり、平成28年度の1日あたりの平均入院患者数は1007名である。
【集中治療室概要】
・ 病床数は10床、クローズドシステムをとり、治療方針は各科主治医とカンファレンスを行った上で決定している。
・ 看護師26名(男性8名、女性18名)、医師26名(他科からの出向者含む)が勤務している。
・ 入室患者総数は750名(予定入室436名、緊急入室314名)、病床稼働率80%。(平成28年度)
・ 補助循環装置装着症例数(平成28年度):IABP 102例、ECMO 50例、体外式VAD 3例、植込みVAD 2例。
・ ICU入室主科トップ3(平成28年度データ);1位 心臓血管外科:269名(36%)、2位 消化器外科:253名(34名)、3位 循環器内科:72名(10%)
以上のような当施設において、看護の側面からみたGood&Badの一例を以下に示す。
ポスターセッションにおいては当施設内容をオープンにし、他施設の多くの方々と意見交換を図りながら、自施設のBadをGoodに変えられるように取り組んでいきたいと考えている。
【A大学病院ICUのGood & Bad】
-Good-
・パートナーシップを導入し、スタッフ間の協力体制や教育体制が構築されてきている。
・CNS、CNを中心としたスタッフ教育が行えている。
・他職種とコミュニケーションが図りやすい職場環境であり、協働して患者ケアが行えている。
・面会調整や早期の退院支援など、家族を含めた看護を重要視出来るようになってきている。
・CNS、CNがエキスパートとして、実践の手本を示している。それにより、エキスパートの実践を目の当たりにする機会が多い。
-Bad-
・マンパワー不足によって、離床や呼吸ケアなどが満足に行えないことがある。
・院内では教育ラダーに沿って教育が行われているが、ICU内での教育ラダーが確立されていない。そのため、2年目以降の教育体制が十分とはいえない。
・せん妄ケアに対する取り組みが十分になされていなく、同様のインシデントが多数発生している。
・手指消毒薬の使用量が少ない。