第15回日本クリティカルケア看護学会学術集会

講演情報

シンポジウム

[SY6] 近未来のクリティカルケア看護を創造する

2019年6月16日(日) 14:20 〜 15:50 メイン会場 (B1F フィルハーモニアホール)

座長:芝田 里花(日本赤十字社和歌山医療センター)、佐々木 吉子(東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科)

14:20 〜 14:35

[SY6-1] 近未来のクリティカルケア看護を創造する〜専門看護師の立場から〜

○宇都宮 明美1 (1. 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻)

キーワード:看護教育、看護管理

 クリティカルケア領域において、2005年に専門看護師が誕生し、まもなく15年を迎える。現在はそのサブスペシャリティも、集中治療・救急・周術期にとどまらず、様々に活動の幅を広げている。つまり、専門看護師の6つの役割は変わらず、有機的に対象、施設、医療(社会)状況に応じて、役割発揮しているのだと推察する。
 私は2018年から京都大学大学院医学研究科と京都大学医学部附属病院が共同しての大学改革プロジェクトとして、日本で初めてのダブルアポイントメント教員として、活動を開始している。クリティカルケア看護が近未来に向けて発展していくためには、この領域で優秀な実践者と研究者、教育者を育成していくことが急務と考える。私自身の活動の実際も交えながら、今後の専門看護師のあり方についても検討したい。