[SY2-01] [シンポジウム] 新たな時代の“クリティカル領域における看護実践力育成のための教育”の共創 看護管理者の立場から
Keywords:クリティカルケア、看護実践力育成、看護管理
クリティカル領域は、新人看護師にとって最も人気のある配属先である。しかしながら、基礎教育の中では、見学実習に終わることが多く、急性期看護の中でクリティカル領域について講義できる教員も少ない。基礎教育では見えないからこそ、メディアの媒体を通じた憧れが先行する。
クリティカル領域は、患者の急変の可能性が高く、実習も受け入れていないことから、新人看護師を受け入れない病院もある。受け入れたとしても、新人看護師の時から患者の身体的所見を観察できるように叩き込まれる。さらに究極の状況に置かれた患者や家族のケアには繊細な対応が求められ、チーム医療の中でも患者を中心に置いた調整力等をトレーニングする必要がある。クリティカル領域の看護師の育成には、多くの学習と訓練を経るしかない。一方、今回のCOVID19の感染禍において人工呼吸器やECMO装着患者のケアができる看護師が不足したことからもわかるように育成には時間がかかる。反面、これらの看護師は病棟に異動しても、即リーダーとして活躍できる人材であり、医師を含めたスタッフからの信頼も厚い。また、基礎教育の中でも、実習指導や教員として医学と看護を結ぶ思考を教えるには最も適した人材であるといえる。病院にとっては、クリティカル領域は、人材の宝庫でもある。しかし、クリティカル領域の看護師が他の領域に興味を持ち活躍するビジョンを持つかは、キャリアに対する考え方次第である。この人材を組織の中でどのように活かしていくのか、このシンポジウムで討論していきたいと考える。
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