第26回日本救急看護学会学術集会

セッション情報

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[PD1] 自分・スタッフのモチベーションをどう上げる?

2024年11月18日(月) 10:00 〜 11:40 第5会場 (6F 609会議室)

座長:宇野 翔吾(株式会社日立製作所日立総合病院)、有澤 文孝(地方独立行政法人東金九十九里地域医療センター 東千葉メディカルセンター)



 モチベーションとは,目標に向けて動くための原動力を指し,“意欲を持つ”ことや“意欲を引き出す”という意味が込められている.モチベーション自体が組織の活性化に寄与する可能性があるだけでなく,看護師の職務満足度が向上することは,患者の満足度をも高めることが明らかにされている.そのため,従来から関心度も高いキーワードの一つでもある.日本救急看護認定看護師会では,COVID-19流行以前は対面形式で年1回,流行以降はWeb形式で年3回のブラッシュアップセミナーを開催してきた.参加者を対象としたアンケート結果でも,モチベーションに関するテーマを取り上げてほしいという要望が多く寄せられている.
 救急看護師は、様々な分野で多種多様な業務を行っている.施設背景やスタッフ一人一人に求められる役割も異なり,モチベーションを維持・向上させるための取り組みも異なってくると想定される.そのため,モチベーション維持にすら困難を感じ,さらに向上を目指すとなるとよりいっそう苦難を感じている場合も少なくないと考える.背景にはアイディアが浮かばないことや臨床上の問題も関連していると考える.
 自分の目指す理想や業務上の目標を達成するために,『何を』 『どのように』 『どれくらい』やったら良いのか.そして,その活力となるモチベーションをいかにして維持・向上できるのか….多くの救急看護師が悩んでいるからこそ,この分野について学びたい,知りたいというニーズが根強くあるのだと考えた.
 このパネル・ディスカッションでは,6人の演者を迎え,それぞれの抱えている悩みとそれを打開するための行動や取り組み,課題について共有していただく.そのうえで,演者・聴講者双方の意見を交わすことで,少しでも多くの参加者に明日から,これからの救急看護に対するモチベーションの悩みや疑問を解決するきっかけになれば幸いである.

調整中 (11:00 〜 11:40)

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