第26回日本救急看護学会学術集会

セッション情報

指定演題 » パネルディスカッション

[PD6] 脳死下臓器提供患者の看取りと家族の支援

2024年11月19日(火) 09:00 〜 10:30 第10会場 (1F 101会議室)

座長:寺地 沙緒里(東海大学医学部付属病院)、橋内 伸介(聖路加国際病院 救命救急センター)

日本においては、脳の機能は完全に解明されておらず脳死とされる状態においても脳としての機能が恒久的に消失した状態にあるということを完全に証明することができない、また仮に脳機能が完全に消失していたとしても、無機物にも魂が宿っているともされてきた日本の文化として、脳機能の消失だけをもって直接的に人間としての死でもあると断定的に結びつけることには無理がある、と主張された背景があり、臨床的脳死判定の後、第2回脳死判定は患者家族の支援が重要である。具体的に脳死判定前にどのようなイメージ(学習)をあたえるのか、あるいは与える必要があるかが重要である。本セッションでは、移植コーディネーターによる家族支援の現状と臨床看護師による家族看護の現状に加え、日本臓器移植ネットワークが行った脳死下臓器提供後の家族のアンケートをもとに討議する。

調整中 (09:50 〜 10:30)

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