第26回日本救急看護学会学術集会

セッション情報

指定演題 » パネルディスカッション

[PD12] 看護師特定行為とリスクマネジメントの課題

2024年11月19日(火) 14:40 〜 16:10 第10会場 (1F 101会議室)

座長:上澤 弘美(総合病院 土浦協同病院看護部)、齊藤 麻知子(日本看護協会看護研修学校 認定看護師教育課程)

オンデマンド動画はこちら

看護師特定行為とリスクマネジメント
2024年4月より、医師の働き方改革の新制度が施行されたことから、医師の負担軽減策として特定行為研修を修了した看護師のタスク・シフト/シェアが推進されている。特定行為研修修了者数は9,135人(2024年3月現在)と増加してきており、医師の働き方改革に伴い更なる活躍が期待される。 その期待は救急領域についても同様である。 特定行為は手順書の「病状の範囲内」により、さまざまな診療の補助が行われる。しかし、状況によっては「病状の範囲外」であっても、医師の直接指示により診療の補助が行われることがある。そのため、特定行為に対するリスクや責任について十分に検討していく必要がある。特に救急領域では病状が不安定で,緊急性が高いため特定行為に対するリスクや責任を十分に考慮していく必要がある。特定行為研修制度がスタートしてから8年が経過し、体制整備や教育に関しての報告はされているが、リスク管理や責任に関しては各施設に委ねられている現状である。医師の働き方改革に伴い、タスク・シフト/シェアとして特定行為研修を修了した看護師が、さらに活躍されることが考えられるため、特定行為におけるリスク管理について、どのような取り組みがなされているのか、またどのような課題があるのかなどについてディスカッションしたいと考えている。

調整中 (15:20 〜 16:10)

×

認証

×

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン