13:00 〜 13:30
[CL] 発達障害の人が大人になって幸せになるために
ライフスキルの支援を
キーワード:ハードスキル、ソフトスキル、ライフスキル
一般に、高校であれ大学であれ、学校を卒業すると何らかの仕事に就く人たちが多いものと思われます。学歴と就労の関係をみてみると、2015年の段階でも中学を卒業してすぐ就職した若者が4,000人もいます。しかし、中学を卒業して進学も就職もしていない若者が8,700人、高校に進学して退学した若者は49,000人もいたことが報告されています。この高校退学者の中で就職した若者はその多くがフリーターといわれるような状況で働いています。
フリーターとは、男性は学校卒業者で、女性は学校卒業者で未婚の者のうち「パート・アルバイトの者」と定義されており、167万人も存在しています(総務省、2015)。
また、内閣府の調査ではニートと呼ばれる人たちが56万人、引きこもりと呼ばれる人たちが69.6万人と、就労していない人たちは125.6万人となっています(内閣府、2014)。
ニートや引きこもりとなった理由は、「就職活動がうまくいかなかった」「職場になじめなかった」「人間関係がうまくいかなかった」と就労した場所でうまくいかなかったことが大きなネックになっています。
このようなフリーターやニートといった人たちのすべてが発達障害とは限りませんが、社会に適応できにくい人たちの中にLDやADHD、ASDといった発達障害の特性を持った人たちが多いのも事実です。
よって、本講演では成人期の発達障害者が抱える課題を検討し、「大人になって幸せになるため」にはどのような支援が必要かについて参加者の方々と一緒に考えていきたいと思っています。
フリーターとは、男性は学校卒業者で、女性は学校卒業者で未婚の者のうち「パート・アルバイトの者」と定義されており、167万人も存在しています(総務省、2015)。
また、内閣府の調査ではニートと呼ばれる人たちが56万人、引きこもりと呼ばれる人たちが69.6万人と、就労していない人たちは125.6万人となっています(内閣府、2014)。
ニートや引きこもりとなった理由は、「就職活動がうまくいかなかった」「職場になじめなかった」「人間関係がうまくいかなかった」と就労した場所でうまくいかなかったことが大きなネックになっています。
このようなフリーターやニートといった人たちのすべてが発達障害とは限りませんが、社会に適応できにくい人たちの中にLDやADHD、ASDといった発達障害の特性を持った人たちが多いのも事実です。
よって、本講演では成人期の発達障害者が抱える課題を検討し、「大人になって幸せになるため」にはどのような支援が必要かについて参加者の方々と一緒に考えていきたいと思っています。
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