3:30 PM - 5:00 PM
[EL2] 発達障害のある子どもの育ち
共に生きるかたちから見える育ちの必然
Keywords:共に生きるかたち、ソーシャルスキル、特別支援教育の再定義
いま学校で特別支援を受ける子どもたちが急増している。この10年間で、特別支援学級在籍(小中学校)の子どもは約2倍、特別支援学校在籍(幼稚園から高等部)の子どもは1.36倍になる。特別支援学校では教室不足が続き、とりわけ高等部で深刻だという。普通学校の統廃合が進むなかで、特別支援学校は新設が相次ぐ状況なのである。文科省は「特別支援教育への理解が深まった」と言うが(2017年4月30日朝日新聞)、はたしてそうか。それはむしろ子どもたちの育ちの「個別化」が進み、「共同化」が衰退し、多様な子どもたちの「共に生きるかたち」が失われている結果ではないのか。いま私たちは「特別支援」の再定義を求められている。
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