[PA2-14] 漢字の書字障害を示した児童の障害機序の検討と漢字支援
漢字要素の共有性による想起困難を考慮した学習支援と効果検証
Keywords:漢字、書字障害、障害機序
漢字書字に困難を示した1例に対する障害背景の検討と学習支援を報告する。漢字を要素(漢字の構成パーツ)と構造(要素が配置される大枠)に分けて検討した。要素が他の漢字で利用される程度を共有性として操作した課題において、本例は共有性が高い漢字ほど誤答を繰り返した。また、書字の誤答は構造が正しく、要素のみ間違っていた。しかし要素の同定は可能であったため、要素に限定的な想起の困難があると推測された。
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