一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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教育講演

[EL6] 教育講演6
インクルーシブ教育とテクノロジー

特別支援教育における具体的な実践事例を通して

[EL6-01] インクルーシブ教育とテクノロジー

特別支援教育における具体的な実践事例を通して

〇青木 高光1 (1. 国立特別支援教育総合研究所)

【略歴】
国立特別支援教育総合研究所 主任研究員
信州大学教育学部卒業後、小学校、特別支援学校教員を経て現職
NPO法人ドロップレット・プロジェクト代表。視覚支援シンボル「ドロップス」、アプリ「ドロップトーク」の開発を行う
東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクのタブレット活用実践研究「魔法のプロジェクト」アドバイザー

主な著書
「視覚シンボルで楽々コミュニケーション」エンパワメント研究所
「コミュニケーションを豊かにするためのICT活用」日本肢体不自由協会、分担執筆
「教師と学校が変わる学校コンサルテーション」金子書房、分担執筆
「特別支援教育ですぐに役立つICT活用法」学研、分担執筆

【要旨】
本講義では、教育現場における様々なテクノロジー活用の事例を紹介しながら、それを通して明らかになってきた課題と今後の活用のあり方、更には学校と社会が変わって行くべき方向性について論じる。
学びに困難を抱える子供達に対して、個別最適化された教育を提供するために、テクノロジーの活用は必須であると言える。しかし、それを進めていく事と並行して、学校や社会の意識の在り方を変えていく事も必要である。その視点として「多様性を認め合うための許容」と「評価の過剰な厳密化の解消」について考えたい。また、学校生活に意識的に「許容」の視点を導入するために行なっている、具体的な試みについても紹介する。

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