[J22] 自主シンポジウム22
「通級による指導」における2つの視点について考える

[J22] 「通級による指導」における2つの視点について考える

ユニバーサルな支援とユニークな支援を繋ぐ

企画者：植木田 潤¹
司会者：植木田 潤¹
話題提供者：川村 修弘²、富川 洋子³
指定討論者：竹村 洋子⁴ (1. 宮城教育大学 教育学部、2. 宮城教育大学 附属小学校、3. 宮城教育大学 附属中学校、4. 国立特別支援教育総合研究所)

Keywords:通級による指導、ユニバーサルとユニーク、附属学校園

宮城教育大学附属校園の通級指導の取り組みを発表するとともに，通常学級とのつながりを意識した通級による指導の在り方，特に，学習上のスキルやライフスキルを身に着けたり，障害特性に合わせた環境調整を行ったりする支援（ユニバーサルな視点に基づく支援）だけでなく，障害とともに一人一人固有の人生を歩んでいるヒトを深く理解し共感していく支援（ユニークな視点に基づく支援），そして，その個への共感と理解を組織的なレベルまで拡大していくことの重要性について，会場のみなさまと検討したい。また併せて，今回の新型コロナ･ウイルス禍等の中で，登校・通級が難しい事態における「通級による指導」の在り方，学校再開後に通級指導教室でどのような対応を実施してきたのかなどについても報告し意見交換したい。