一般社団法人日本LD学会 第29回大会(兵庫)

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ポスター発表

ポスター発表 » 支援体制(校内・地域等)の構築

[P14] 支援体制(校内・地域等)の構築

[P14-03] 英国と日本の特別な教育的ニーズの教育内容の改善に向けての一考察

- 法に基づいた学校評価の在り方に注目して -

〇太田 裕子1、熊谷 恵子2 (1. 聖徳大学、2. 筑波大学)

Keywords:特別支援教育体制、学校評価、SEN

本研究では、英国と日本の特別な教育的ニーズの教育内容の評価・改善の仕組みを比較し、我が国の特別支援教育の課題改善に向けての方策を考察した。英国では、学校評価にOfsted(英国の教育に関わる第三者評価機関)という第三者機関が行っている上に、個別教育支援計画を作成した子どもに対しては個別の支援予算が付くこと、その支援が有効かどうか本人・保護者とOFSTEDが厳正に評価することになっている。一方日本では、第三者機関による学校評価は義務付けられず、本人・保護者の意向が十分に反映されないシステムと思われる。日本も一人一人の教育的ニーズが実態に即して評価・改善されるような組み作りが必要である。

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