[P18] 研修・専門性の維持向上

[P18-01] 堺市における特別支援学校のセンター機能を活用した地域支援の歩み

外部専門家を積極的に活用した児童生徒・教員への支援の成果と今後の課題

〇柳 幸江¹、伊藤 雄真¹、加藤 義弘² (1. 堺市立百舌鳥支援学校、2. 大阪YMCA)

Keywords:センター的機能、地域支援、外部専門家

大阪府堺市にある特別支援学校では、センター的機能の一環として平成22年度から外部専門家と連携した地域支援を実施している。地域支援の申請が増加傾向にある中、外部専門家と連携した地域支援について成果と課題をまとめるため、実施校に任意のアンケート調査を実施した。その結果、回答のあった全ての学校で「訪問に満足した」等の肯定的な回答が見られた。一方で「対象児童生徒の状況が改善した」が約35％に留まっていることから継続したフォローアップが必要であること、申請校園に偏りがあることから入れ替わりの多い特別支援学級担任への周知や更なるニーズの喚起が必要であることが明らかとなった。