[P5-02] 英語に関する習い事とローマ字テスト成績が小学生の英語読み書き困難に及ぼす影響
Keywords:小学生、英語LD、読み書き困難
小学生を対象に、ローマ字成績と英語に関する習い事の有無を調査し、アルファベットや英単語の書きとの関連を検討した。英語関係の習い事をしている児童の割合は約35%であり、児童の英語学習が二極化する可能性が伺えた。しかし、ローマ字成績の影響を検討すると、習い事をしていてもローマ字成績が低い場合は、アルファベットや英単語の書き、英語の語彙の成績も低くなる傾向が確認された。これより、英語の教科化に伴う読み書き指導の導入に際し、ローマ字成績によって困難を示しうる児童を把握できる可能性があること、ローマ字と英語の読み書きとの接続をはかることで、英語の読み書き困難に効果的な指導を開発できる可能性が示唆された。
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