一般社団法人日本LD学会 第30回大会(神奈川)

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特総研リレー

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[TR] 特総研リレー

[TR02] 【初等教育】
通級による指導における担当者の役割

講師:小林 倫代1 (1. 国立特別支援教育総合研究所 名誉所員)

コーディネーター:玉木 宗久(国立特別支援教育総合研究所)

通級による指導の担当教員は様々な内容の仕事をしているが、最も大切な仕事として、子どもへの指導がある。その遂行には障害に関する知識、発達に関する知識、そして特別支援教育に関する知識が必要である。また、関係機関や在籍学級の担任との連携・調整するスキルも必要とされる。さらに保護者と関わる際には、保護者の状況に応じて対応していくことが求められる。通級による指導開始前後の保護者への対応と、通級による指導に馴れた頃の保護者との対応は異なってくることが予想される。通級開始直後では、信頼関係の構築と保護者への支援が重要であり、通級による指導に馴れた頃には、保護者との連携や協働というかかわりが大きくなると考えられる。

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