[P02-06] 単音音読流暢性に困難が認められた児童に対するひらがな一文字音読の小集団指導の検討
Keywords:RTI、小集団指導、ひらがな音読正確性・流暢性
公立小学校1年生73名に独自に開発した単音音読検査を実施した。1分間の音読正答文字数が-1.2SD以下の5名(男:女=2:3)に,小枝ら(2011)の解読指導と大石ら(1984)のキーワード法を活用した音読指導を小集団形式で実施した。手順は1)濁音・半濁音の文字カードを呈示し音読させた。2)拗音を含む単語とイラストを見せ,語頭音の抽出,穴埋め,音読を行った。3)拗音に絵を添付した文字カードを3回音読させた。全7回の指導の結果,児童の音読正答文字数の増加と誤読数の減少が認められた。従来,個別指導で効果が示されていた方法は小集団形式であっても,ひらがな音読の正確性及び流暢性に一定の効果が示された。
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